潜在意識とは? 意識との違いとその仕組み

潜在意識と親との関係が、自己肯定感にどう影響するのか?


顕在意識と潜在意識の関係

私たちの心には「顕在意識」と「潜在意識」の2つがあります。
意識している思考や判断は、実はたった5%程度の顕在意識で行われていて、残りの95%以上は潜在意識が占めているとも言われています。つまり、私たちのほとんどの言動や行動は、「無意識」の領域から影響を受けているのです。

潜在意識は感情を優先する仕組み

潜在意識は、理屈よりも感情を重視します。
例えば、頭では「大丈夫」と思っていても、心がザワザワしたり、体が動かなくなることがあります。これは、潜在意識に刻まれた「感情の記憶」が、私たちの行動にブレーキをかけているからです。

6歳までに形成される心の土台

特に重要なのは、0〜6歳までの間に潜在意識のほとんどがつくられるということ。
この時期に見聞きしたこと、経験した感情、親の言葉や態度が、私たちの「当たり前」として無意識に刷り込まれていきます。つまり、今の自分の行動や思考パターンの多くは、子供時代の記憶によって形づくられているのです。


幼少期の親との関係が、今の私をつくっていた

「こうあるべき」で縛られた子供時代

私の父はとても厳しい人でした。「普通はこう」「世間体を気にしなさい」と、いつも「正しさ」を求められていました。怒られることも多くて、心の中では「わかってほしい」「認めてほしい」とずっと思っていました。

本当は自由だったのに抑え込んだ感情

私は好奇心旺盛で自由にのびのびと生きたい子供だったのに、「良い子でいなければ」と自分を押し殺していた気がします。感情を出すこと、失敗することが怖くなり、自由な自分をどこかで封印していたのです。

「わかってほしい」が強く、認められたくていい子を演じた私

「ちゃんとしていないと愛されない」「できる私じゃないとダメなんだ」
そんな思い込みが、無意識に私の人生の選択に影響を与えていました。表面的にはしっかりして見られても、本当の私はずっと自分を責め続けていたのです。


大人になっても続く「自分を責める思考」

「しっかりしなきゃ」の裏にある不安

大人になった私は、ますます「ちゃんとしなきゃ」と頑張っていました。
家庭では「良妻賢母」を目指し、完璧でいようとするけれど、思うようにできない自分にイライラして、自分をどんどん責めていきました。

良妻賢母という理想と現実のギャップ

理想に縛られて、現実の私はどんどん苦しくなっていきました。
夫に対してイライラすることも増えましたが、実はそれは自分を責める気持ちの裏返しだったと気づきました。

夫や他人を責めることで自分を守っていた

「私はこんなに頑張ってるのに」
その裏には、「頑張ってるのに認められない」「できない私はダメだ」という無意識の思いがありました。夫を責めることで、本当は自分を責める苦しさから逃げていたのです。


気づきと変化 〜子供に教えられた「責めない心」〜

子供はイラッとしない、責めない存在

ある日、子供を見ていて気づいたことがありました。
子供は、失敗しても自分を責めないし、私のことも責めてきません。感情を素直に出しながらも、人を否定しない。そこに、私が忘れていた「本来の自分」の姿があったのです。

失敗しても、誰のせいでもないと気づけた

失敗してもいい、できなくてもいい。
そう思えたとき、初めて「これは誰のせいでもなかった」と心から思えました。責める必要なんて、本当はなかったんだと気づいたのです。

脳の仕組みと防衛本能を理解することで、癒しが始まった

私たちの脳は、生きるために「危険を避ける」ようにできています。
過去の経験から学び、似たような状況になると自動的に防衛反応が働く。これは、責めるためではなく「守るため」の仕組みだと知ったとき、自分を責めるのを少しずつやめることができました。


嫌だった自分も、全部受け入れることで生きやすくなる

罪悪感や羨望、見下す気持ちも「私の一部」

「人を羨ましいと思う自分」「つい人を見下してしまう自分」
そんな自分が嫌で、ずっと見ないふりをしてきました。でも、それも私の一部。そうやって感じてしまう理由も、全部過去の経験がつくっていたのです。

「誰も悪くない」と思えた瞬間

親も、私も、誰も悪くなかった。
みんな、それぞれの環境と意識で精一杯生きていた。そう思えたとき、心がスーッと軽くなりました。

今は全てに感謝できる私がいる

あのときの親の厳しさも、過去の経験も、今の私をつくる大切な要素でした。
今では、両親にも、出会ってきたすべての人たちにも、心から感謝しています。


まとめ 〜潜在意識を癒すことは、自分を生きること〜

幼少期の自分と向き合う勇気

自分を責めるクセに気づいたとき、それを変えるためには**「幼少期の自分」と向き合う勇気**が必要でした。でも、その先に、本当の意味での「自分らしさ」がありました。

自己受容が、自己肯定感を育てる

できない自分も、ダメだと思う自分も、全部受け入れること。
それが、本当の自己肯定感に繋がっていきます。

あなたも、自分を責めなくていい

もし今、うまくいかないことがあっても、それはあなたが悪いわけではありません。
潜在意識にある思い込みに気づき、優しく向き合っていくことで、きっと少しずつ変わっていけます。
自分を責めるより、自分を理解することから始めてみてください。


📌 読んでくださって、ありがとうございました。