横断歩道で出会った笑顔の天使|たった数秒で心が温まった朝と、笑顔がもたらす心理的効果
今朝、車を運転していたときのこと。
信号機のある横断歩道で停車すると、
半袖・短パン姿の小学校2年生くらいの男の子が、一人で横断歩道を渡ってきました。
止まった車に笑顔でお辞儀する小さな男の子
何気ない朝の風景のはずが、思わず目を奪われました。
その男の子、横断歩道を渡る前に、私の車に向かってにっこり笑って、
丁寧にぺこりとお辞儀をしてくれたんです。
驚いたのは、それだけじゃありません。
彼は、反対車線に止まっている車に対しても、笑顔でお辞儀をしていました。
まっすぐ目を見て、反対側の車にも…
ただ何となく頭を下げているわけではなく、
ちゃんと運転席を見て、目を合わせるようにしてからお辞儀しているのが伝わってきました。
その自然な礼儀正しさと、あたたかい笑顔に、思わず私もにっこり。
軽く手を振ってみたら、これまた笑顔で、元気に手を振り返してくれました。
手を振ったら、笑顔で応えてくれた
なんてことないように見える一瞬の出来事。
でも、たったそれだけで、心がふわっと軽くなるのを感じたんです。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」
この言葉をふと思い出しました。
楽しい出来事があったから笑顔になるのではなく、
笑顔になることで、心が自然と前向きになる。
この朝の出来事が、そのことをまさに体現してくれたように思います。
笑顔がもたらす心理的な効果とは?
笑顔のもつ力は、心理学でもさまざまに研究されています。
とくに注目されているのが、「表情フィードバック仮説」と呼ばれる考え方です。
脳は「つくり笑い」でも幸せを感じる
この仮説によると、たとえ作り笑いでも笑顔の表情をすると、
脳が「今は楽しいんだ」と錯覚し、ポジティブな感情が湧いてくると言われています。
実際に、笑顔を意識的につくることで、ストレスの軽減や心拍数の安定にもつながるという研究結果も。
ミラーニューロンと、笑顔の“伝染”
さらに、私たちの脳には「ミラーニューロン」という仕組みがあり、
他人の表情やしぐさを見て、自分も同じような気持ちになる働きがあります。
つまり、誰かが笑顔でいると、その笑顔は自然と周囲にも“伝染”していくんです。
子どもの笑顔は特別なエネルギーを持っている?
特に子どもの笑顔は、純粋さや素直さがあふれていて、
見ているだけで心が癒される力がありますよね。
まさに、今朝出会った男の子の笑顔がそうでした。
今日も誰かに、笑顔を届けたい
この体験を通して思ったのは、
「笑顔って、思ったよりずっと強くて、やさしい力を持ってる」ということ。
たった数秒で変わる気持ち
私も日々忙しくしている中で、つい余裕がなくなってしまうこともあるけれど、
たった数秒、誰かに微笑みかけるだけで、心が少し軽くなる。
そんな「ちいさな奇跡」を、もっと意識的に大事にしていきたいなと思いました。
私たちができる小さな笑顔のアクション
・道ですれ違った人に、軽く会釈する
・お店のレジで「ありがとう」と一緒に笑顔を添える
・自分自身にも、鏡の前で笑顔を向けてみる
どれも特別なことじゃないけれど、
日常のなかで誰かの気持ちを変えるきっかけになるかもしれません。
おわりに
今日出会った、あの男の子のように。
私も、誰かにとっての「ちいさな幸せのきっかけ」になれたらいいな。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」
そんな思いを胸に、今日も笑顔で過ごしていきたいです☺️
